コツコツ投資でコツコツ暮らす
「投資してる?」って言われたら、「いえ、まだ~。」「私なんて絶対無理~!」という方も多いのではないでしょうか?貯蓄一辺倒だった方も、今では全く投資に無関心ではいられない時代になりました。
投資というとイメージがよくありませんが、”素人が手を出すと火傷する”類のものではありません。「投資商品」とは「元本保証されないもの」を言いますが、運用先や運用の仕方によってバリエーションがたくさんあります。
では今、なぜ投資を考えなければならないのでしょうか
現在の銀行の預金金利をご存じですか?バブル期以前と比べ驚くほど少ない利率です。これでは20年後も30年後も、当初の預金元本金額とは大差なく、世の中の物価上昇にはついていけません。
「すごく増えなくてもいい。将来に備えてまとまった資産を持ちたい…。」という方にとっても、今後、“投資・運用”は避けては通れないものとなりました。
「投資商品」にもいろいろあります。株式投資はわかり易いですが、直接売買のタイミングを見る必要がありますから、初心者の方は「投資信託」がいいでしょう。
「投資信託」は「ファンド」とも言いますが、国内外の債券や株式、または国内外のファンドに投資するもの等があり、少額でも投資できるので難しい知識はいりません。
一定の会社員の方々には、会社から将来受け取る企業年金についての説明があります。在職期間中に会社が拠出する企業年金用の掛金を、どの運用先で、どの割合で運用するのか?社員自身で選んでもらうためです。
これを「確定拠出年金制度」といい、20年ほど前から急速に導入されました。この「確定拠出年金制度」の運用先としても多くの投資信託が設定されています。
今ではほとんどの企業がこの制度に変わったため、運用の知識はどうしても必要になってきています。何十年も先の受け取りですから成果も大きく違ってきます。
つまり、同期入社の同僚であっても運用先等の選択次第で、退職時以降に受け取る企業年金の金額が大きく違ってくるのです。
日本経済の発展も以前の様ではありませんが、世界全体の経済成長が続く限り、資金の需要は発生し運用チャンスはまだまだあると思います。投資に大切なのは“時間”です。お金自身にじっくり働いてもらうことが“長期投資”です。
早くから始め、生活の一部としてコツコツ継続していくこと、すなわち“長期投資”こそが、チャンスをものにする成功の秘訣だと思います。