iDeCo(イデコ)の投資にあたっては、長期・分散・積立でリスクを軽減させ、効率的な運用を行うことが理想です。
特定の資産に集中投資するのではなく、市場環境に応じて複数の投資資産に分散投資することで安定的な収益を目指すことが、効率的な運用方法と考えられています。
2タイプの運用商品
運用商品には大きく分けて2種類あります。
auのiDeCoではあらかじめ決められた利率で運用され元本が保証された定期預金と、運用商品や運用状況により資産残高が変動する投資信託の2種類の運用商品から選ぶ事ができます。
- 元本確保型(定期預金)
- 定期預金は、低金利の場合は資産が大きく増えませんが、元本割れのリスクがありません。
- 価額変動商品(投資信託)
- 投資信託は、価格変動リスクがあり元本は保証されていませんが、運用次第で資産が増える可能性があります。
価額変動商品ごとのリスクとリターンを確認する
価額変動商品である投資信託をいざ選ぼうとしても、どの商品を選択すればよいか分からないかもしれません。 auのiDeCoでは価額変動商品の中で大きく分けて2種類提供しております。
- 運用商品の選定をお任せする
バランス型投資信託なら、株式や債券など、異なる値動きをする複数の資産や地域に分散して投資を行うことで、安定運用を行っており、リスクとリターンのバランスが取れた商品となっています。
- 運用商品を自分で決める
auのiDeCoでは個別に運用商品を種類別に選び、組み合わせることで自分の好きなポートフォリオで運用することができます。商品分類は主に以下の種類があります。
運用商品分類ごとのリスクとリターン
投資信託の運用商品分類ごとのリスクとリターンを確認しておきましょう。
投資信託は個々の商品によって運用方針が異なり投資対象もさまざまです。それに伴い、リスクとリターンのバランスにも違いが生じています。
- 上図は、金融庁「資産運用業高度化プログレスレポート2022」よりauアセットマネジメントが作成。
また、各運用商品のリスク・リターンの目安を示すものであり、将来の運用成績を示唆するものではありません。
FAQ
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)の運営管理機関は個別の商品を推奨することが禁止されています。投資判断は運用商品情報等の各種の情報を活用し、お客さまご自身でご判断ください。
運用商品の変更には、「スイッチング」と「掛金の配分変更」の2種類があり、auのiDeCoスマートフォンアプリでお手続きいただけます。どちらも変更に伴う手数料は掛かりません。
【スイッチング】
現在保有している運用商品を売却し、別の商品を購入することです。
スイッチング手続きでは、毎月の掛金で購入する商品は変更されません。
【掛金の配分変更】
毎月の掛金で購入する商品を変更することです。
掛金の配分変更では、既に保有している運用商品は変更されません。
auのiDeCoでは販売手数料(購入時手数料)、換金手数料、信託財産留保額が必要な商品は採用しておりませんので、投資信託の購入・換金時には手数料はかかりません。ただし、投資信託の保有時にかかる信託報酬は運用商品ごとに異なりますので、運用商品情報をご確認の上、商品をお選びください。
iDeCo(イデコ)での運用商品変更はいつでも行えます。ただし、変更申込受付の締め切り時間があるので、締め切り時間を過ぎると翌日受付扱いになります。運用商品の変更はアプリを利用すると便利です。auのiDeCoアプリを利用できない場合はauのiDeCoカスタマーサービスセンター(0120-120-401)にお問い合わせください。