いろいろ違いはあるけど、どちらも運用益が非課税になるメリットがあるね。
加えて、iDeCoは「掛金全額が所得控除」となり所得税・住民税が減るのもメリットだね。
ただ、iDeCoは原則60歳まで資金が引き出せなかったり、口座管理手数料もかかるからNISAの方がメリットが多いんじゃないかな?
それが、「掛金全額が所得控除」になるメリットを考えると、一概にもNISAの方が必ずしも良いとは限らないんです!下のグラフで一緒に確認してみましょう♪
<基本データ>
・毎月1万円を20年間積み立てた場合。運用収益は年率3%で試算。・iDeCoの手数料は月額171円、NISAの手数料は無料で試算。
・掛金拠出による所得控除額は、年収400万円の場合で年間1.8万円で試算。(※)
※課税所得=年収ー給与所得控除ー社会保険料控除(年収の15%)ー基礎控除。住民税10%で計算。復興特別所得税は考慮していません。令和6年1月1日現在の税制にて試算しています。試算結果は概算値であり、実際の金額とは異なります。
長く運用していくと、iDeCoの「掛金全額が所得控除」になるメリットは大きいんだね。iDeCoは毎月手数料がかかっているけど、自分の年収や掛金拠出額によっては、それ以上に節税効果が大きいんだ。
そうなんです♪ただ、運用の仕方は人それぞれだと思いますので、例えば次のように、
ご自身の資金をどの程度の期間運用に回せるか、を考えながら使い分けてみるのはいかがでしょうか?
iDeCoとNISAは併用する事も可能なんです。人生100年時代と言われ、将来のゆとりある生活に備えるため、毎月の収入に余裕がある方は、iDeCoとNISAを併用し、非課税制度をフル活用しながら資産形成を行ってみてはいかがでしょうか?
最終投資効果比較
※試算方法は、上部の「iDeCoとNISAの最終投資効果比較(20年間)」と同様
iDeCoとNISAは、どちらも投資の非課税制度として注目を集めており、資産形成を行う上で重要です。各制度の違いを比較し、それぞれのメリットやデメリットを一緒に確認してみましょう♪